各報道によると、ステープ副首相は3日、4日に連立政権に所属する1つの政党が政権から離脱するか否か明確になる見通しである事を明らかにした。
これは、同日午後に対立しているプームヂャイ・タイ党とプゥア・ペーンディン党とを含む連立政党との協議結果報告及び次期内閣改造の方向性の打ち合わせの為にアピシット首相と面会した後に語られたもので、ステープ副首相によると、4日に招集される党執行部会及び党下院議員総会が終了した後に今後の連立政権の概要を明確化出来る見通しだという。
その際、ステープ副首相は、プームヂャイ・タイ党幹部と面会した際に、同党側から、先の不審任決議案の採決の際にプームヂャイ・タイ党所属2閣僚に対して14人の所属党員が信任票を投じなかったプゥア・ペーンディン党の連立政権からの放逐要求が再度あった事を明らかにした。
一方、プゥア・ペーンディン党のアロンゴン報道官は3日、首相に対して次期内閣改造の際に、不審任決議案審議の対象になったチャワラット内務大臣とソーポン運輸大臣を解任するよう要求した上で、仮に要求が通らなかった場合は、与党国会対策委員会に委員として参画している全ての党所属議員を辞任させる考えである事を明らかにした。
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