各報道によると、平和維持本部のサンスゥン報道官は13日昼前、同日18:00からラーチャプラソン交差点を中心とした反独裁民主主義同盟の集会会場周辺地域への水道、電気の供給や電話回線を遮断すると共に、バスや鉄道、セーンセープ運河を利用した水路の移動手段の運行を中止する方針である事を明らかにした。
また、会場に通じる路線を通行止めにすると共に、会場内からの攻撃に備える為に装甲車を使用して会場周辺を包囲する事を明らかにした。配置に就く戦力には重火器を除く銃器の携行を認め、また任務遂行の際には実弾の使用を認める方針だという。
封鎖網を敷いた後は、会場内への人の立ち入りを厳格に規制する一方で会場から退却する参加者のみ会場外への移動を認める方針だという。
また、サンスゥン報道官はこの一連の措置に絡んで、周囲の住民に対して身分証明書の常時携行を呼びかけると共に周囲の企業関係者に対して14日から情勢が正常化するまで従業員を休ませるよう要請した。
この包囲網により封鎖、通行止めになる路上は、ラーチャテーウィー交差点からペッブリー通りの高速ペッブリー入口前の交差点までの路上、高速ペッブリー入り口前交差点からウィタユ通りをウィタユ交差点を経由しラーマ4世通りまで通じる路上、ウィタユ通りとラーマ4世通りの交差点からサームヤーン交差点までの路上及びサームヤーン交差点からラーチャテーウィー交差点までのパヤータイ通り。
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