反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は8日、7日にターポン陸軍副参謀長を議長として招集された対策会議の席上で、北部や東北部からバンコクに向かう赤服軍団の進行を阻止する為にアユッタヤー県ワンノーイ郡内に大規模な警戒線を敷くと共に赤服軍団の移動路上にあるガソリンスタンドに対して一日あたりのガソリン販売量を引き下げるよう働きかける方針が決定された事を明らかにした。
ナタウット氏によると、軍内でどの様な謀議がおこなわれようと軍内の同士を通して情報が赤服軍団側に筒抜けなのだという。
また、ナタウット氏は、12日からバンコク内のラクシー交差点(ロータリー)、首都圏警察本部トゥンソーンホーン署前、バーンナー交差点、ルンピニー公園、ディンデーンのタイ・日運動場及びウォン・ウィエン・ヤイのタークシン大王像前の6箇所に中小規模のステージを設営し集会活動を開始し、14日からパンファー橋付近のメインステージを中心に開催される大規模集会と並行して集会活動を継続させる方針である事を確認した。
また、同盟の本部がおかれているインペリアル・ラートプラーオ店ビル内に全国で展開される集会の状況を監視する為のモニターセンターを設置し、ナタウット氏を中心に監視活動が行われる予定になっているという。
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