各報道によると、11日15:00頃バンコク隣県のパトゥムターニー県タンヤブリー郡内で、手製爆弾や銃、刃物、棍棒等の凶器を所持した50人以上の対立する職業訓練課程校生間の抗争が発生し、更に抗争の際に負傷した3人が搬送された病院の救急治療室に一部の学生が押しかけ暴行を振るうと共にピンポン爆弾を投げ込み逃走するという事件が発生した。
抗争は、凶器を所持したパトゥムターニー・テクノロジー校の学生グループがバス停でバス待ち中だった約20人のドゥシット・テクノロージー校の学生に襲撃を仕掛けた事から発生したと見られ、この抗争でパトゥムターニー校の学生11人が逮捕され、手製爆弾等が押収されている。
11日はドゥシット校の開校記念日だった。
また、病院では、パトゥムターニー校の学生と思われる約10人の学生グループが、抗争の際に負傷したドゥシット校の学生3人が搬送された病院の救急治療室に押しかけ、暴行を振るった上でピンポン爆弾を投げ込み逃走していった。その際、逃げ惑う患者や看護士、医師等により現場周辺が一時混乱する事態になった。
一方、バンコクのファッション・アイランド近くでは11日19:30過ぎ、バイクの2人乗りで路上を走行中だったドゥシット校に通う2人の学生が、後ろから追ってきたバイクに乗った男から銃撃され1人が死亡し、1人が重傷を負った。
警察側は、同日パトゥムターニー県内で発生した抗争が背景にある可能性を含めて捜査を開始した。
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