タクシン暫定首相は2日、今は国内和解を進めるときであるとして、二度とカリスマについて触れる発言はしないと語りました。 これは、政治情勢を悪化させた元凶であるとタクシン暫定首相が指摘したカリスマについて記者団に聞かれた際に語られたもので、各界からカリスマに関する具体的な説明を求められているとの記者団からの指摘に対してはノーコメントだったようです。 一方、暫定首相のカリスマ発言がプレーム枢密院評議会議長の事を指していると広く社会で受け止められ、更に同評議会議長の出身地であるソンクラー県内の住民団体が抗議活動の開始を予告している事を危惧したタイ・ラック・タイ党のピムック副報道官は、暫定首相の発言は特定の個人を指してたものではないと語り、否定に躍起になっていましたが、依然ブワンサック内閣秘書長官やウィサヌ副首相が辞任したのはカリスマの意向が反映したものであるとする暫定首相の発言との矛盾点は解消されていません。 尚、ブワンサック氏は2日、辞職したのは自らの意思に基づくもので、プレーム枢密院評議会議長は一切関係していないと発言していました。
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