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　検事総局は12日、サウジアラビア宝石事件に関係する1990年に発生した同国ビジネスマン失踪事件に絡んで、ソムキット第5地区警察本部長等5人の退官済みを含む警察官の起訴を決定した。

　ソムキット本部長は、国家安全保障評議会秘書官長のソムヂェート・ブンタノーム大将の実弟としても知られる。

　問題の事件は2月12日に消滅時効を迎える事になっていた。

　検事総局側は、法務省特別捜査局の捜査結果に基づき十分に公判を維持する事が出来ると判断した。

　尚、起訴された5人は同日中にそれぞれ50万バーツの保釈金で保釈されている。

　これを受けプゥア・タイ党のプロームポン報道官は、国家警察本部長は国家警察本部法に則りソムキット本部長等起訴対象となった現役の警察官に対して停職処分を下し、判決結果に則り懲戒処分を講じるよう要求した。


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