赤服軍団シンパのカッティヤ・サワディポン少将は31日、陸軍や公安警察局が大晦日から年明けにかけて首都圏を狙った爆破が計画されていると警告している事に対して、この時期に爆破は起こりえないとの考えを示した上で、政府に対して不満を持つグループが、年明け後に政府が国民に実権を返還する為の解散に応じなかった場合に備えて特権階級を狙った不穏な動きを計画しているとして国民に対して大晦日のカウントダウンの時に十分に楽しんでおくよう呼びかけた。
また、陸軍及び公安警察局が、テロを実行する潜在力を持っている赤服軍団シンパの将官2人の動向を監視している、ないしは、既に当該将官2人が年末年始の爆破発生への関与を疑われる事を避ける為に国外に脱出していると発言している事に関しては、件の将官2名は自分とパンロップ・ピンマニー大将の事を指しているとの認識を示した上で、両名とも一切不穏な計画には関与しておらず、また、パンロップ大将は年末年始期間中はバンコクに留まる予定になっているとした。
カッティヤ少将によると、大晦日の夜にイスラエルに向け出立する予定だが、あくまで観光目的の渡航で、不穏な計画云々とは一切無関係だという。
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