4日9:30過ぎ、ヤッラー県県都内中心部で自動車爆弾が爆発し、爆発の衝撃で火災が発生した小型トラック内にいた国境警備警察に所属する二等巡査(23)が死亡し、周辺にいた警察官や住民12人が負傷を負った。
調べによると、同県バンナンサター郡内に駐留する国境警備警察隊に所属する警察官グループが食料品等の買い出しの為に爆発が発生した交差点脇に小型トラックを駐車させたあとで、実行グループが爆発物を仕掛けた小型トラックを近くに駐車させた上で爆発物を起爆したものと見られている。
また爆発物は、当局側が使用している携帯電話用の電波を遮断する装置が通用しない通信機を使用して遠隔起爆されたものと見られている。
同県ヤッハー郡内では3日深夜、バイクの2人乗りで路上を走行中だった28歳と22歳のイスラム教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され負傷を負った。
パッターニー県パナーレ郡内では4日1:00過ぎ、モスクに礼拝に向かう途上だった42歳と15歳のイスラム教徒の親子が、バイクに乗った2人組に銃撃され2人とも死亡した。父親は7月17日にも銃撃にあっていた。
ナラーティワート県ランゲ郡内では4日16:00前、バイクで路上を走行中だった村自警組織に所属するイスラム教徒の男性(25)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。
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