プーヂャッカーン紙(オンライン)及びネーション系のタイ語速報によると、ナコンパノム県の治安当局は1日午前、麻薬運搬の容疑で同県ターウテーン郡内在住の77歳の女を逮捕し、ヤー・バー22,000錠、携帯電話1台、現金4,000バーツを押収した事を明らかにした。
この逮捕は、麻薬関連で服役中の娘がいる女にも同様に麻薬に関係している疑いがあると見たレンジャー部隊関係者が地元警察と共同で女の動向を追跡した結果実現したもので、女が路上脇で実業家に麻薬を引き渡そうとしているところでご用となった。
逮捕された当時、女は3歳の孫を抱いていた。
女は警察に対して、取引相手である実業家は、現在服役中の娘が麻薬運搬を請け負っていた頃から面識があり、娘が当時1歳だった孫を残して収監された際に実業家から麻薬運搬の依頼を受け、一端は断ったが、結局病床に伏せっている夫や孫の面倒を見るための費用を稼ぐために麻薬の運搬を請け負ってしまったと供述しているという。
逮捕当日は、実業家から20万バーツで雇われて、当局側の目をごまかすために3歳の孫を抱いて村はずれのコーン川の川岸でラオスから密輸入された麻薬を受け取り、それを実業家に引き渡すところだったという。
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