プーヂャッカーン紙(オンライン)は15日、4月17日未明に発生した民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏に対する暗殺未遂事件に絡んで、銃撃に関与した容疑で逮捕状が発行されている2人以外に12人から13人に対する逮捕状の請求が近々行われる見通しであると報じた。
前後して、捜査の指揮を執っているターニー国家警察副本部長は、既に逮捕状が発行されている2名が逮捕された後に新たに10人前後の逮捕状を請求する方向で準備を進めている事を確認している。
これまでに逮捕状が発行されているのは陸軍特殊部隊に所属するパンヤー・シーラオ曹長と麻薬取締警察局の情報担当部局に所属するワラウット・ムンサンティ一等巡査の2名。
各メディアの報道によるとワラウット一等巡査は、今月初め頃から消息を絶っているという。
一方、暗殺未遂事件の捜査を指揮しているターニー国家警察副本部長は15日、軍部の協力を仰ぎ逮捕状が発行されている2名の身柄確保を急ぐよう指示している事を明らかにした上で、消される恐れがあるとして2名に対して速やかに警察に出頭するよう訴えた。
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