プーヂャッカーン紙(オンライン)によると、元国内治安維持部隊作戦指令本部副本部長のパンロップ・ピンマニー大将は20日、元民主党所属比例代表区選出下院議員及び元上院議長のマヌーングリット・ループカヂョン少将が就任要請があればプゥア・タイ党の党首に就任する用意があると語っていたことを明らかにした。
これは、一部メディアがこれまでに度々風説を流布してきたことでも知られるプゥア・タイ党所属のプラチャー・プラソップディー氏の言として、同党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉や反独裁民主主義同盟幹部のウィーラ・ムシッカポン氏がマヌーングリット少将に党首就任を打診したと報じ、また、メディアによっては同党の幹部筋がマヌーングリット少将が党首候補にあがっていることを認めたと報じたことを受けたもの。
パンロップ大将によると、これまでにチャルゥム警察大尉や元パラン・プラチャーチョン党副党首のソムポン・アモンラウィワット氏等に確認した限りでは、両名ともいったい何処からこんな話が出てきたのだと当惑義務に語っていたというが、マヌーングリット少将側は、党首就任要請を受けたとの報道は否定したものの、党首就任要請があれば受け入れる用意があると語っていたという。
マヌーングリット少将は、同じ士官学校7期卒業組の現民主主義市民連合幹部のヂャムローン・シームァアン少将やパンロップ大将等が参画した、1970年代中頃から80年代中頃にかけて政界を席捲していた若手将校団ヤングタークスを率いていた人物として知られ、その後80年代中頃にプレーム政権打倒を目指したクーデター未遂事件で国外亡命を余儀なくされていたが、許され帰国した後は同期で当時民主党幹事長だったサナン・カチョンプラサート少将付きの政策秘書を皮切りに政界に進出していた。
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