タクシン元首相は19日夕方、事実上タクシン元首相とネーウィン・チットチョープ氏との代理戦争の様相を呈している選挙戦が展開されているサコンナコン県内の補欠選挙区内で電話演説を行い、もし選挙区内の有権者が自分の早期の帰国を望んでいるのであれば、自分を早期に帰国させ首相に返り咲かせる為に投票所に行きプゥア・タイ党後任候補の投票番号である2番に投票して欲しいと訴えた。
この電話演説は、補欠選挙戦が展開されている第三選挙区に属する県内の5郡の一つであるスワーン・デーンディン郡内の寺院内で行われたプゥア・タイ党公認候補の応援演説会の場で行われたもので、二重基準という言葉まで持ち出して政府やネーウィン一派を攻撃しているプゥア・タイ党の基準では、タイ・ラック・タイ党解党により被選挙権が剥奪された旧幹部の一人であるタクシン元首相が選挙活動に関与することは選挙違反に該当することになる。
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