INNによると、サケーオ県ワタナーナコン郡内在住のマタヨン2年課程に通う13歳の少女が、近所に住む73歳の男に性的な暴行を受け妊娠し学校にも行けない状況に置かれていると訴えている。
少女によると、昨年7月に家の中で一人で寝ていた際に寝室に侵入してきた男に首を押さえつけられた上で性的な暴行を受け、他言しないように脅迫されると共に口止め料として200バーツを男から受け取って以来、家人がいない時を見計らって男が部屋に侵入し性的暴行を加えてては口止め料として100バーツを支払うようになった為、できるだけ家の中で一人でいないよう心がけていたが、その後親族が体の異変に気づくと共につわりを感じるようになり、初めて妊娠していることを知るに至ったという。
少女の父親(39)によると、男は少女を妊娠させたことを認め、中絶の為の費用を払いバンコクで妊娠中絶を行おうとしたが、既に妊娠6ヶ月以上であった為中絶することもできなかったという。
また、父親によると、男との間で男が向こう5年間に渡り月5,000バーツを慰謝料として少女に支払うことで不問に付すことで一端は合意に至ったものの、その後警察に被害届を出すべきであるとする家族に押し切られ先月13日に郡警察署に被害届を提出したが、関係当局が少女の支援に動いたり、男に対して法的な措置を講じる動きは未だに見られていないという。
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