ネーション系のタイ語速報によると、26日ラムパーン県ゴカー郡内在住のタイ人の母親と日本人の父親との間に生まれたヌヂャリン・ツチダさん(13)が祖母(55)に伴われラムパーン県のソムブーン知事のもとを訪れ、日本に帰国している父親を探して欲しいと訴えた。
祖母によると、少女の両親は1993年に正式に結婚したが、母親が妊娠6ヶ月の時に離婚し父親は日本に帰国していたという。
その後母親は少女を祖母に預け別の男性と再婚しチェンラーイ県に引っ越していき、請負労働者の祖母と祖父の稼ぎだけでは少女を十分に養えない状況に置かれている為に、父親から少女の最高学府までの学業継続に必要な資金援助を要請したくて県知事のもとを訪れたという。
祖母によると、少女の母親からは2-3ヶ月間に僅かに1,000バーツ程度しか送金されてこないという。
少女等の要求を受けソムブーン知事は、社会開発・人間の安全保障省県事務所に対して本省とコンタクトを取り日本の関係当局に対して少女側の要求を打診するよう要請した事を明らかにした。
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