プゥア・タイ党所属下院議員のプラチャー・プラソップディー氏は1日、プラチャーラート党のサノ党首が、チャルゥム・ユーバムルン氏を不信任決議案審議終了後に野党側が指名する首相候補に据える事に対して異義を唱えている事に関して党内で検討する用意がある事を明らかにした上で、個人的な見解として不信任決議案審議の追求側にまわる下院議員を取りまとめているチャルゥム警察大尉が首相候補として適切であるとの考えを示した。
この発言は前日にプラチャラート党のサノ党首が、チャルゥム警察大尉は首相候補として不適切であると指摘した上でプゥア・タイ党のミンクワン・セーンスワン氏やプゥア・ペーンディン党のプラチャー・プロムノーク氏といったより適切な人材に目を向けて検討を進めるべきであると指摘した事を受けたもので、プラチャー氏は、チャルゥム警察大尉に長所と短所がある事を認めた上で、現在の政治情勢下で要求される経験や政府側を攻撃する材料を持っている、不信任決議案審議の際に追求側にまわる下院議員を取りまとめている同警察大尉が首相候補として最適であるとの考えを示した。
一方、プゥア・タイ党のプロームポン報道官は1日、3日に不信任決議案終了後に首相候補として指名する人物の選出を行い、4日に国王の認証事項である野党首班を兼ねた首相候補者の名前を発表する方針であることを明らかにした。
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