1日21:00前、タクシン元首相は親政府派イベントに電話出演し、反対派は司法を利用して歴史的な票を獲得し国民から受け入れられていた首相だった自分を抹殺したと訴えた。
イベントを主催した番組「今日の真相」のホストのウィーラ・ムシカポン氏との質疑応答形式で進行した約20分に渡る電話出演の中でタクシン元首相は、イベント会場に行きたいが反対派により2年の禁固刑を下され10年間は国外にいなければ行けない立場に置かれていると自分の身の上を語った上で、反対派は司法を利用して首相だった自分を抹殺したと指摘した。
その上でタクシン元首相は、自分を早期に帰国させる事が出来るのは二つの方法しかない。即ち国王の慈悲または草の根パワーだけであると訴えた。
更に、タクシン元首相は、2006年9月19日のクーデターは、依然政府が国民から支持されている状況の中で行われたと指摘した上で、先のクーデターは国民の為に尽くしてきた一人の人物(タクシン元首相のこと)を抑え込む為に行われた、既に引退した老人に国政を委ねるだけのものだったと指摘した。
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