民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は24日、サラーン警察大将一派による首相官邸の包囲行動に対して包囲行動で応えることになるとした上で、仮に同警察大将側が包囲行動に動いた場合は流血の事態は避けられないとの考えを示した。
スリヤサイ調整役は発言の中で、サラーン警察大将がタクシン元首相に近いヂャートゥローン・チャーイセーン氏や、アディソン・ピヤンゲート氏、スタム・セーンプラトゥム氏、ウィサー・カンタップ氏、ウィーラ・ムシックポン氏と言った10月14日組の旧タイ・ラック・タイ党幹部との間で約1億バーツを投下した包囲行動に向けた謀議が行われていたとの情報及び27日ないしは28日から首相官邸の包囲に着手し、タクシン元首相が電話出演するとされている親政府派のイベントに合わせ動員された地方の住民がバンコクに到着する11月1日に包囲行動を完了させる計画があるとの情報がある事を明らかにした。
その上で同調整役は、連合側は既に包囲行動に対抗する戦略を立案済みで、また、先方の暴力に対しては容赦なく正当防衛権を行使する方針で臨む事を確認している事を明らかにした上で、5万人の戦力を動員し3日で包囲を完了させると語っているサラーン警察大将に対して、連合側が包囲行動に対しては包囲行動で応え、結果として連合が活動を開始して以来最悪の市民戦争の様相を呈する事になる事を予め心得た上で実行に移すよう訴えた。
尚、スリヤサイ調整役によると、謀議に参画した10月14日組の旧タイ・ラック・タイ党幹部の内スタム氏だけが包囲行動に反対しているという。
おまけ
タクシン元首相がイギリスにあるタンマガーイ教団の施設で怪しい宗教儀式に臨むの図(実刑判決前に行われたとの説も)
http://www.manager.co.th/Politics/ViewNews.aspx?NewsID=9510000126609
タンマガーイ教団に関しては以下が参考になると思います
タイの地元新聞を読む