ソンクラー県サダオ郡の入国管理当局は2日、国境検問所に駆け込み、売春目的でマレーシア領内に連れて行かれそうになっていると訴えた14歳のラオス人少女を保護した。
少女は事情聴取に対して、ノーイと名乗る同じ村に住むラオス人の女がマレーシア国内で月6,000バーツになるメイドの仕事があると言って両親を騙し ノーイに連れられて他の2人のラオス人少女と共に6月27日にラオスを出国し、28日から29日にかけて宿泊したハート・ヤイでノーイと別れ、そこで新たに合流したマレーシア人の男(報道によりノーイの夫)に連れられ、30日にマレーシアへの入国を試みたが、入国を拒否された為サダオ郡内のホテルに宿泊していたという。
そして、ホテルに宿泊していた際に、男に2万バーツを支払った別のマレーシア人の男性に強姦され、翌朝になり隙を見てホテルから逃げ出し、近くにいたバイクタクシーの運転手に救いを求めたという。
当局側は、国境検問所に設置された監視カメラに記録されていた男の特定を急ぐと共に、国際人身売買組織が犯行に関与していると見て捜査を開始した。
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