タクシン元首相の個人スポークスマンであるポンテープ・テープガンヂャナー氏は26日、贈賄未遂に問われた同元首相の顧問弁護士等3人が裁判所の権威を侮辱した罪で実刑が下された事に対して同元首相が、非常に残念な出来事であるが裁判所の判断を尊重する意向を示していた事を明らかにした。
しかし、今回の贈賄疑惑の追求が同元首相にまで及ぶと見られている事に関しては、同元首相は、3人が買収に使用したとされる200万バーツへの関与を否定した上で、必要であれば裁判所の審問にも応じる意向を示していたという。
また、今回の実刑判決が同元首相が絡む国有地不正収容疑惑裁判に与える影響に関しては、ポンテープ氏は、弁護団長に対して実刑判決が下されても、弁護団そのものには大きな影響を与える事は無いとの考えを示した。
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