民主主義市民連合は5日、バンコクのマカワーン・ランサン橋前付近での座り込み集会活動の継続を確認すると共に、同日から一日2箇所前後のペースでタクシン元首相が絡む不正・汚職案件の進展や国内問題の解決を訴える為に小規模な街頭活動を展開する方針を明らかにした。
連合によると、首相官邸や内務省、検事総局、国家毀損行為特別行為調査委員会(資産調査特別委員会)等の前で街頭活動を展開する予定で、交通の混乱を避けるためにデモ行進等は行わず、チャーターしたミニバス等の車を使用して移動する予定だという。
19日午前には、連合幹部のソムサック・ゴーサイスック氏が率いる連合関係者が、チャーターしたミニバスを連ねて検事総局に向かい、タクシン元首相が絡む不正・汚職案件の訴追を進めるよう要求する訴状を手渡すと共に、同日昼前には、スリヤサイ調整役が率いる連合関係者が内務省に向かい、アヒル2羽を放し口先だけで手を動かさないチャルゥム内務大臣を皮肉るパフォーマンスを演じた上で、同大臣に対して政治的な応酬に執着せず、国民が抱える問題の解決に最優先に取り組むよう訴えた。
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