各国首脳との間で私的会談を持つために各国を歴訪中のタクシン暫定首相は29日になって、急遽タイへの一時帰国をキャンセルし、香港経由でフィリピンへ飛び立ち、タイへは5月1日に帰国する方向で変更されていたことが明らかになっています。(丁度夫人のポヂャマーン女史がイギリスから帰国する日と一致するとの話もあるようです) また、当初予定に無かった香港では28日夜に私設秘書官のパドゥン・リムヂャルゥンラット氏と面会していた事が明らかになっているようですが、奇しくも同時期にタクシン暫定首相が次期首相指名を辞退する事を当日の朝の時点で知っていたとされるバンハーン・シルパアーチャー氏が訪問中であることから、何らかの密談がもたれるのではないかとの憶測が飛び交っています。 国王陛下のご発言やチャワリット元首相のプレーム枢密院評議会議長との面会及び緊急談話の発表といい、何か水面下で大きな動きがあるのかもしれません。 一方、一部報道が未確認情報として伝えたところによると中央選挙委員会の一部の委員が辞職の方向で動き出しているようです。 その後、フィリピンのアロヨ大統領が国内の政情が不安定であるとの理由でタクシン暫定首相との面談を断った模様。
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