26日5:00過ぎ、バンコクのラートプラーオ区内にあるLPGガスの充填所内で、同所で働く20歳の女性が、ガス充填の為に同所に来ていたタクシー運転手に強姦されるという事件が発生した。
被害にあった女性によると、女性用トイレで用足しを終え出ようとしていたところで、先に充填を終え休憩所でビールを飲んでいた別の同僚と見られるタクシー運転手に合流しビールを飲み交わしていた長髪を後ろで束ねたタクシー運転手の男に無理矢理中に押し込まれそうになった為、一端は抵抗したものの男の力に勝てず、そのまま押し込められ強姦されてしまい、その後男は一緒にビールを飲んでいたタクシー運転手と一緒に逃走していったという。
女性によると、男はこれまでに少なくとも2回同所でガスの充填を行っていたと見られるという。
警察側は、女性が記憶していた男が乗っていたタクシー車両の色及び男が合流していた別のタクシー運転手が乗っていた車両のナンバーを手がかりに男の行方を追っているとした。
事件が発生したガス充填所は、職務中のタクシー運転手を主要な顧客としているにも拘わらず、所内でビール等のアルコール飲料を運転手に販売しており、また所内で運転手が酒を飲んでいても咎める者は誰もいなかったという。
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その後の報道によると、27日警察の勧めで同日出頭してきた男(21)と女性との間で示談が成立し、女性側が被害届を取り下げた。尚、示談額は不明。
男は警察に対して、仲間の運転手とビールを飲んでいる際に、途中から仲間に加わった女性と会話を交わしている内に自分に気があると思いこんでしまい、酔いも手伝って女性を誘い出し事に及んでしまったと証言しているという。
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