元チャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は29日バンコクにあるチャート・タイ党本部前で記者会見を開き、同党のバンハーン党首はパラン・プラチャーチョン党と共同歩調をとる考えは無いとした己の発言を守りパラン・プラチャーチョン党との連立を断念するべきであると指摘した。
発言の中でチューウィット氏は、民主党との旧野党連合同士の昼食協議が行われた翌日の11月7日に行われたマスコミとのインタビューの中でバンハーン党首がパラン・プラチャーチョン党と共同歩調をとる考えは無いと語っていたと指摘した上で、連立参画の前提となる5つの条件を隠れ蓑にして己の心変わりを誤魔化すことなく、前言を守りパラン・プラチャーチョン党主導の政権への連立参画を断念するべきであると指摘した。
更に、チューウィット氏は、バンハーン党首が連立への参画を公式に表明する事は、インタビューの発言を聞いてチャート・タイ党に投票した有権者を裏切るだけでなく、しっかりとした野党連合の誕生を期待していた有権者をも裏切ることになると指摘した上で、仮にバンハーン党首が連立参画を公式に表明した場合は、葬儀用の花輪を持参してバンハーン党首のもとに抗議の為に馳せ参じる意向を明らかにした。
参考
報道映像 (MCOT)タイの地元新聞を読む