ウタイターニー県内の選挙区から出馬しているパラン・プラチャーチョン党のプラセーン・モンコンシリー氏は13日、タクシン前首相の肖像を使用した選挙運動は合法であるとして今後も同様な選挙運動を行う方針を明らかにした。
この発言は、プラセーン氏がタクシン前首相の肖像を使用しながら戸別訪問を行っている事が選挙法に違反している恐れがあると指摘されている事を受けたもの。
プラセーン氏はタイ・ラック・タイ党時代に、2005年の総選挙で初当選を決めタイ・ラック・タイ党に対する批判を強めていた当時チャート・タイ党に所属していたチューウィット・ガモンウィシット氏と対立し、同氏に対して名誉毀損訴訟を提訴したり、同氏を議員の座から引きずり下ろすために資格欠格要件をでっち上げたり、更にチャート・タイ党の党首の学歴詐称疑惑まで再度持ち出したりし、チューウィット氏と共に一躍マスコミの寵児に躍り出たが、その後選挙違反で自らに対してイエローカードが発行された事を受け行われた再選挙で、チューウィット氏等が前面に出て応援したチャート・タイ党の候補に敗れ去り国民の笑いものになった人物としても知られる。【Coup D'etatの最新記事】
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