パラン・プラチャーチョン党のヨンユット副党首は23日、総選挙後に政権を奪取する事を視野にチャート・タイ党のバンハーン党首を首相に指名する事を前提にパラン・プラチャーチョン党とチャート・タイ党及びマッチマーティパッタイ党が連立を組むとの密約が交わされているとの憶測は政権奪取に躍起になっているとのイメージを植え付ける事により党に対する信用失墜を狙い意図的に流布されたものであると指摘し、密約の存在を強く否定した。 この憶測はチャート・タイ党のバンハーン党首が22日に、総選挙後に同党と民主党及びプゥア・ペーンディン党が連立し政権の座に就く事で合意に至っているとするプゥア・ペーンディン党元最高顧問のスラギアット・サティヤンラタイ氏の発言を否定した上で、チャート・タイ党がどの政党と連立するかは白紙状態で総選挙終了後2-3日後に態度を明確にすると発言したことを受け広がっていたもので、この発言の背景にチャート・タイ党の創始者で後にチャート・パッタナー党を結党したチャーッチャーイ元首相と同様に二大勢力が拮抗している状況下で両勢力を天秤にかけることにより次期政権誕生を左右する強力な発言力を確保したいとの思惑があるとの見方もされている。
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