選挙委員会は16日、憲法裁判所で下された解党命令に伴い向こう5年間に渡って被選挙権が剥奪された111人の元タイ・ラック・タイ党幹部が政党の立会演説会に立つことや、政党の候補者と一緒に写真を掲載した選挙用ポスター等を選挙活動に使用する事を禁止する決定を下した。 決定が下された16日夕方には、サナームルワンで行われる旧タイ・ラック・タイ党系のパラン・プラチャーチョン党の立会演説会にビデオ会議システムを使用してタクシン前首相が登場する予定になっていた。 一方、選挙期間にあわせて2007年憲法を批判する文書が出回っている事に関しては、同委員会側は選挙違反に該当する可能性を視野に、文書の政治的意図や政党の関与について調査を進めている事を明らかにしている。 尚、パラン・プラチャーチョン党側の主張に酷似しているとされる当該文書について同党側は関与を否定している。
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