パラン・プラチャーチョン党のグテープ報道官は28日、同党及び旧政権勢力の政権奪取を阻止する事を画策した二つの機密文書に絡んで、既にシーサゲート県等で軍側による党の支持者への嫌がらせ行為が確認されている事を明らかにした上で、選挙委員会に対して機密文書と共にいやがらせ行為に対する調査を要請した事を明らかにした。 シーサゲート県内の党関係者からの報告によると、軍側が県内の各郡に5人単位で人員を配置し同党の立候補予定者や支持者の動向を監視すると共に、受け持ち地区の支持者に対してパラン・プラチャーン党を支持しないよう呼びかけており、また、当該人員に対して何者かと尋ねると民主党の支持者だという答えが返ってきたという。 グテープ報道官は、かかる行為は公務員の中立性の担保を保障したスラユット首相の方針に反するだけでなく純然たる選挙違反行為であると指摘した上で、選挙委員会に対して実体を調査した上で法的な処置を講じるよう要求した。同報道官によると、必要であれば選挙妨害の実体を裏付ける資料を提出する事も可能だという。
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