3日5:30頃、バンコクのヂャトゥヂャック区内にあるガセーサート大学正門前付近で、歩行中だった警備員の男性(60)がパトカーに轢かれ死亡するという事故が発生した。 男性は、大学構内で物品を販売している夫人を見送り、徒歩で仕事場に向かう途上で事故に遭い、事故を起こしたパトカーの運転手は、車外に出て男性が死亡しているのを確認した後に、車内に戻り大急ぎで現場から立ち去っていたという。 警察側は、目撃されたパトカーのナンバーから運転していた警察官を割り出し法的責任を追及する方針を明らかにした。 一方、バンコクのミンブリー区内では3日6:00前、直進中だった乗り合いワンボックスカーが反対車線から高速度で走行車線に入ってきた92番路線バス(エアコン車両)に追突し、車内にいた乗客1人が右腕や鎖骨を骨折する重傷を負い、5人が軽傷を負うという事故が発生した。 ワンボックスカーの運転手は現場に留まり警察の到着を待っていたが、バスの運転手は車外に出た乗客等に紛れて姿をくらまし所在不明になっているという。 -------------------------- その後の報道によると、ひき逃げ死亡事故を引き起こした巡査長(シップ・タムルワット・エーク)は3日昼過ぎ首都圏警察本部バーンケーン署に出頭し、事故を引き起こした事を認めた。 しかし、事故後に逃走したとされている事に関しては、事故の際に亀裂が入ったパトカーのフロントガラスの破片が目に入ったため治療の為に現場から離れただけで、バーンケーン署に対しては事故の次第を報告すると共に治療を終えた後に出頭する旨を伝えていたと語り、ひき逃げでは無いことを強調した。
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