17日9:50頃、チットチャイ暫定首相代行の南部国境三県域訪問を迎え撃つかのようにナラーティワート県県都内の路上をバイクで走行中だった村自警組織に所属する32歳の男性がバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しました。 事件発生当時、チットチャイ暫定首相代行は同県スンガイ・ゴーロック郡内で視察を行っていたようです。 一方、パッターニー県県都内では17日7:30頃、托鉢僧及び警護にあたっていた軍関係者を狙った爆破事件が、また、12:45頃にはナラーティワート県スンガイ・パーディー郡中心部にあるグワイティヤオ食堂前に駐車してあったバイクに仕掛けられていた爆発物が爆発するという事件が発生しましたが、何れも人的な被害は確認されていないようです。 警察によると、何れも携帯電話による遠隔起爆式の爆発物が使用されたと見られ、特にスンガイ・パーディー郡内で発生した爆破事件では、直前に爆発物が仕掛けられたバイクを駐車して現場から去っていく若者二人組が目撃されているようです。
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