バンコクのラーマ4世通り沿いにあるマンダリン・ホテルで5日未明に火災が発生した事を受け、バンコクのバーンラック区当局は同日朝までにホテルビルの使用・立ち入り禁止措置を講じると共に周囲一帯を危険地区に指定した。 火災は5日0:30頃にホテルの2階部分から発生し、14階建ビルの5-7階部分(報道により7-8階部分とするものや10階部分とするものも)に延焼し約4時間後に消し止められた。 また、ビルの高層階に取り残された宿泊客の救助作業に困難を来たし一時緊迫する場面も見られたが、同日朝までに宿泊客全員の避難・救助が確認されている模様。 火災発生当時ホテルは、中国人や日本人、アラブ系を中心とした600人以上の宿泊客でほぼ満室状態で、バンコク特別自治体当局によると、同日朝までにルゥートシン病院に6人、ヂュラーロンコン病院に4人及びフワチヤオ病院に3人の計13人が負傷を負い病院に搬送されている事が確認されているという。負傷者は主に外国人で重傷者はいないという。また、日系の報道は日本人5人を含む16人が負傷と報じている。 出火原因に関しては調査中であるとして明確になっていないものの、ビル2階(ホテル側はM階と表示)のフィットネス・フロアーの女性用トイレ裏手にある2つのホテル棟を繋ぐ連絡用通路付近から火の手が上がり、通気口等を通して瞬く間に火が広がったとの目撃証言がある。連絡用通路や周辺にはスプリンクラー等の自動消化装置は設置されていなかったという。 参考 (報道映像)
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=9191
http://www.ch7.com/news/sbnews.aspx?NwType=02&SbType=03&SeqNo=5425 * タイ人のファランに対する特別な意識が反映してか、カオサンや観光地関連の報道
と同様に本来現場に一杯いた筈の日本人を始めとするアジア系の人の姿が殆ど映像に
映りこんでいないですね。【社会の最新記事】
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