旧タイ・ラック・タイ党系のタイ・ラック・タイ会派幹部のソムポン・アモンラウィワット氏は23日、タクシン前首相の誕生日でもある26日に予定されていた会派の総会の開催を延期した事を明らかにした。 同氏によると、タクシン前首相に対する畏敬の念はあるものの、同前首相の誕生日である26日に開催日を設定したのは単なる偶然で、今回の延期決定は前首相の為に総会を開催したとのイメージが広がることが前首相自身のイメージに悪影響を及ぼす恐れがあり、更にいらぬ詮索を呼び覚ます恐れがある事を考慮した上での決定であるという。 尚、総会の開催日に関しては別途協議の上で決定する方針だという。 一方、会派執行部員人選委員会委員長でもあるソムポン氏は、憲法裁判所の判決により被選挙権を剥奪されていない75人の党員を新党設立登記までの期間の暫定執行部員に選出した事を明らかにした。 尚、11人の執行幹部に関しては来週中に使命が行われる予定で、早くもタクシン前首相の義弟(実妹のヤオワパー・ウォンサワット女史の夫で元法務省次官)のソムチャーイ・ウォンサワット氏、情報通信技術大臣や政府報道官を歴任したスラポン・スゥプウォンリー氏及びソムポン氏等の名前が下馬評にあがっている。
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