反独裁民主主義同盟非PTV系幹部のウェーン・トーヂラーガーン氏は23日、前夜プレーム枢密院評議会議長公邸前で発生した衝突は、警察側がデモ隊の強制排除と街宣用のスピーカーの押収や幹部の身柄拘束に動かなければ発生しなかったと語り、全ての責任を当局側に擦り付けた。 ウェーン氏によれば、プレーム公邸前で行われた座り込み活動は23日朝までに散会する事を前提に行われていたもので、警察側の先走りがなければ混乱無く23日朝までに勝利宣言を行い平穏裏にサナームルワンに引き上げる事ができたのだという。 尚、同盟は当初からプレーム議長の辞任まで座り込み要求活動を続けると宣言しており、少なくとも当時の報道や幹部の発言を確認した限りでは24日朝までに散会する方針は一切語られていなかった。また、今回のウェーン氏の発言の中でデモ行進中に発生したゴミ収集車運転手や警察官への暴行行為、器物損壊行為等に関する釈明はおろか主催者としての責任にも一切触れることは無かった。 一方、反独裁民主主義同盟は23日午後、警察側によるガス弾の発射や強制排除行動、警官による暴行等によりデモ参加者が負傷を負ったとして、24日に幹部及び負傷を負った参加者が警察犯罪防止取締局に出向き、警察に対する法の執行を要求する方針を明らかにした。 同盟側によると、警察への被害届と同時に国連や国際社会にも「警察当局の非道」を訴えていく方針だという。 また、23日夕方から開かれた同盟の集会の際に、参加者の一部がch9のレポーターを取り囲み罵ると共に暴行を加え、一時騒然とする場面も見られたという、 * 要は同盟側は、警察側が強制排除行動に出なければ衝突も起こらず、また一部の参加者が陸軍クラブの建屋に向け投石等の器物損壊行為に及ぶ事態にも至らなかったと言いたいわけですが、しかしそれだけでは、公邸前に到着する前に発生した参加者による警備に当たっていた警察官に対する挑発・暴行行為やゴミ収集車運転手に対する暴行行為、器物損壊行為に対する説明がつかないという事に気づいていないのでしょうか?勿論、同盟側は「あれは無関係な第三者が仕掛けたこと」と言って煙にまくのでしょうが。
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