旧タイ・ラック・タイ党系のタイ・ラック・タイ会派のグテープ報道官は19日、タクシン前首相と極めて近い関係にある元シン社会長のブンクリー・プランシリー氏を党首に新党結党に動いていると報じられている事に対して、推測記事でしかないと語り報道を否定した。 一部報道がタイ・ラック・タイ会派がブンクリー氏を党首、元政府報道官のスラポン・スゥプウォンリー氏を幹事長に据え、タイ・ラック・タイ党ならぬタイ・ルワム・タイ党名で新党結党の手続きを行う方向で動いていると報じていた。 この報道に対してグテープ報道官は、単なる推測記事でしかないとしたものの、党名に関しては、現在解党処分が下された政党と同一名の政党を新設する事を禁じる法律の制定に動いている事に鑑み、当初会派側が固執していたタイ・ラック・タイ党ではなく別の党名で新党を設立する事になるとの考えを示した。 尚、前後してブンクリー氏側は、報道は否定した上で、政界入りする意向が無いことをあらためて強調している。 一方、19日旧タイ・ラック・タイ党本部が置かれていたIFTCビルで行われる会派の協議の席上では、現在参政権が剥奪されている会派リーダーのヂャトゥロン・チャーイセーン氏に替えソムポン・アモンラウィワット氏をリーダーに据える方向で協議が行われるとの憶測が飛び交っている。
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