第二地区国軍本部のスヂット本部長は1日、所轄内の旧タイ・ラック・タイ党所属元下院議員、特にブリラム県及び周辺県に影響力を持つネーウィン・チットチョープ氏に不審な動きがあることを明らかにした。 スヂット本部長によると、現状では反独裁民主主義同盟の同時多発型街頭活動に呼応した動員の動きは確認されていないものの、ネーウィン氏がブリラム県内の票の取りまとめ役と頻繁に会っている事が確認されている事を受け監視体制を強化しているとのこと。 また、同本部長によると、ガーラシン県やコーン・ゲーン県を始めとする戒厳令が施行されている東北地方13県内でも、旧タイ・ラック・タイ党所属下院議員が頻繁に票の取りまとめ役や住民の代表に会っている事が確認されている事を受け、同盟の街頭活動に呼応した住民動員を策謀している恐れがあるとして監視を強化しているという。
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