ブンロート防衛大臣は22日、旧政権関係者から政権転覆工作の為の資金が北部・東北部を地盤とするタイ・ラック・タイ党所属の元下院議員に支給されているとの情報は事実に基づくものである事を再確認しました。 これは、旧政権関係者から元下院議員に1人あたり300万バーツの資金が内外から支給されているとの情報を政府側が掴んでいると報じられていたものを追認したもので、ブンロート防衛大臣によると、具体的な証拠を政府側は掴んでいるものの、まだ首相に報告がされていないため証拠の公開は現状では出来ないとのこと。 尚、本件に関して資金洗浄調査委員会側は、かかる資金の流れを掴んでいるとの報道及びタイ・ラック・タイ党元下院議員への資金の流れの調査を行っているとの報道何れについても否定していました。 一方、反タクシン派の大衆民主主義キャンペーンのスリヤサイ事務局長は22日、反クーデター・反政府系団体に新たな政府攻撃のネタを与えないためにも、政府側が掴んでいるとされる資金の流れを証明する資料を国民に公開するべきであると指摘していました。
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