政府官邸の高官筋からの情報によると、国家警察本部のセーリーピスット本部長代行が王室管理事務所の高官と最近面会した際に、王室管理事務所側から国王にいらぬ心労をもたらす恐れがあるとして、先に検事総局側によって不起訴処分が決定されたタクシン前首相が絡む不敬罪案件を蒸し返す為の異議申し立てを同局側に行わなないで欲しい旨伝えられたとのこと。 民主主義市民連合とタクシン政権関係者やタクシン支持派との間で不敬罪をネタにした攻撃が活発化していた2005年12月4日に行われた誕生日記念スピーチの中で国王は、人間として過ちを犯する事があり得るご自身に対する発言等で罪に問われた者に対しては必ず許しを与えると語り、常に自分が正しいと考えているタクシン首相(当時)を揶揄しながら不敬罪を政治的な目的で利用する動きを戒めていました。
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