テームーヂン・ネットワークのチャナーパット・ナ・ナコン氏は17日、27日に大規模な集会の開催を計画しているPTVが、地方住民の動員をかけているとの指摘は事実に基づいたものであるとした上で、PTVの活動の背景にタイ・ラック・タイ党結党間もない1999年にフィンランド国内で行われたタイ・ラック・タイ党の一部幹部出席のもとで行われた謀議の席上でまとめられたフィンランド宣言に則ったタクシン前首相を首班とした一党が支配する大統領制を樹立したいとの思惑があると指摘しました。 チャナーパット氏によると、国家安全保障評議会傘下の情報筋も同様にPTVが地方住民の動員をかけているとの情報を握っているとのこと。 フィンランド宣言は、欧米型の共和制を模範にして、タクシン・チンナワット警察中佐を大統領とした王室の影響力を極力排除した一党独裁体制の樹立を目指すとするもので、当時のタクシン首相及びタイ・ラック・タイ党何れも同宣言の存在を否定していました。 参考
フィンランド宣言に関するタイ語報道の検索結果
究極の一党独裁体制の樹立を目指すフィンランド宣言
民主党、フィンランド宣言を受け入れることは出来ない
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