民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は10日、同日開かれた幹部会の席上で、危機的状況にある国内情勢に油を注ぎかねない集会の開催を見合わせると共に、引き続き政府側の任務遂行を監視し再度状況を見極めた上で集会開催の是非を検討する事で合意に至った事を明らかにしました。 但し、各地で開催しているセミナーに関しては、今後も継続して開催する方針とのこと。 また、6ヶ月間の政府の成果に関しては、依然前政権の不正行為により引き起こされた問題の解決にはほど遠い状況であると指摘した上で、今後も政府が公約を果たすことが出来なかった場合はスラユット首相自らが責任を取る姿勢を示すべきと指摘していました。 一方、幹部のソンティ・リムトーングン氏は、反クーデターを標榜する団体によるプレーム枢密院評議会議員の罷免を誓願する為の署名活動は、国王が有する枢密院評議会メンバーを指名する権利に対する直接的な侵害行為に該当するとの認識を示した上で、実行・未遂に関係なく死刑ないしは終身刑が科せられる刑法108条を適用してかかる行為を取り締まるべきであると指摘していました。
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