検事総局がソンクラーン期間中にタクシン前首相を不敬罪で刑事起訴する方針を固めた事が5日明らかになっています。 検事総局刑事案件担当局長のスゥムギヤット・ワラディット氏によると、今回の方針は捜査当局側から提出された録画テープ等の追加証拠に基づき感情を交えず厳正に検討を行った結果決定されたもので、刑法112条の規定に基づき不敬罪で起訴される案件は、2005年12月25日に開かれたタクシー運転手との会合の席上での発言、2006年2月4日に放送された定例政見放送内での発言及び遊説先のプラナコン・シー・アユッタヤー県内で支援者に「国王万歳」と書かれた旗を持たせ前首相を出迎えさせた件の3件となっています。 因みに、タクシー運転手との会合の際の発言に関しては参考リンク先に記載されたとおりですが、問題となった定例政権での発言は、民主主義市民連合側がプレーム枢密院評議会議長公邸にタクシン首相の罷免を求める請願書を提出する動きに出たことに触れた際に「自分を首相の座から追い落とすことが出来るのは国王のみである」と語ったもの。 参考
http://thaina.seesaa.net/article/36466538.html【Coup D'etatの最新記事】
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