南部に拠点を置く情報当局筋は4日、ソンクラーン期間中である13日から15日を中心に南部国境三県及び県境を接するソンクラー県内の一部郡内で大規模な破壊活動が計画されている恐れがあると警告しました。 情報当局筋によると、既に破壊活動実行に向けた資金がBRNコーディネートの首領と目されるマセー・ウセン容疑者から各郡内に潜伏する傘下を含む組織幹部に渡ると共に、各村内で夜間外出禁止令の一部地域での施行は政府が域内の和解推進を放棄し過激な手段による情勢解決に乗り出した証左であると喧伝して回り住民の反政府感情を煽っていること、また3月中旬頃から域内の村サッカーチームに所属する若者を中心に17歳から20歳の若者の多くが組織側が提供する訓練を受けるために行方知れずになっていることが確認されていること、更に中国正月期間中の2月18日に発生した広域同時爆破・襲撃・放火事件が、宗教間対立の煽動を意図してカラオケを始めとするイスラムの精神に反するエンターテイメント施設が多数存在する華人系住民が多く所在する地区が狙われていたことから、同様に非イスラム系住民にとって重要な日であるソンクラーン期間中に夜間外出禁止令が施行されていない地域をターゲットにした組織的且つ大規模な攻撃が計画されている恐れがあると見られているようです。 参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6452 (ビデオ)【南部情勢の最新記事】
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