国家安全保障評議会のソンティ議長は4日、プレーム枢密院評議会議長の罷免を王室に誓願する為に署名を集めるという行為は政治的な思惑を持って王室を利用する極めて不適切なものであると指摘した上で、かかる行為を早急に中止するよう呼びかけると共に、法の規定に基づきかかる行為に関与している団体・個人を厳格に取り締まるよう警察に指示した事を明らかにしました。 尚、プレーム議長の罷免を王室に誓願する為の署名活動を展開している独裁に反対する土曜日の人々は同日、今後も署名活動を継続すると共に10万人の署名が集まり次第王室に罷免を求めた請願書を提出する方針を確認していました。(先の発言では5日に10万人分の署名を揃え請願書を提出) 一方、6日に首相官邸内で行われる汚職国内一掃をテーマにした式典に出席するプレーム議長を狙った不穏な計画があるとの噂がある事に関しては、ソンティ議長はノーコメントの姿勢を見せていました。 更に、これまで一貫してタクシン前首相やタイ・ラック・タイ党との関係を否定してきた独裁に反対する土曜日の人々は、今後の活動継続の為に”タクシン前首相”を始めとする国民に支援金の提供を呼びかけていました。 一方、先にプレーム議長の罷免を要求する為の署名を呼びかけていた独裁に反対する土曜日の人々等のサイトの閉鎖処置に対して消極的な発言をしていた公安警察局のティーラデート局長が4日付けで更迭されていた事が明らかになっているようです。(ネーションの英字速報に基づく) 参考
http://thaina.seesaa.net/article/37565544.html
http://thaina.seesaa.net/article/37655336.html
http://www.nationmultimedia.com/breakingnews/read.php?newsid=30031100【Coup D'etatの最新記事】
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