国家警察本部のセーリーピスット本部長代行は2日、反クーデターを標榜する市民団体である独裁に反対する土曜日の人々やタイ・ラック・タイ党支持派色が濃いピラープ・カーオがサイトを開設し、国王により指名・任命されたプレーム枢密院評議会議長を攻撃すると共に、同議長の罷免を王室に要求する為に10万人の署名を呼びかけている事が、国王の枢密院評議会議員の指名・任命権を侵害すると共に不敬罪に該当する恐れがあるとして、公安警察局のティーラデート局長に対してかかる動きを緊密に監視すると共に不敬罪での立件を視野に捜査を開始するよう指示した事を明らかにしました。 尚、ティーラデート局長側は、初期捜査段階では、サイトの内容が社会対立を煽る恐れがあるものの、直接王室を侮辱したり中傷する記述が無いことから刑法112条に記載された不敬罪には該当しないとの見解を示しているようです。 一方、プレーム議長の出身県でもあるソンクラー県のプレーム支持派住民は、今後も同議長を攻撃する動きが続くようであれば南部14県及び東北地方のコーン・ゲーン県を始めとする各地方の支持派住民と合流してバンコクに向い、同議長を激励すると共に同議長を攻撃してい反クーデター系団体に抗議する為の活動を開始する方針を明らかにしていました。 参考
http://thaina.seesaa.net/article/37412948.html【Coup D'etatの最新記事】
タイの地元新聞を読む