タイ新聞発行者協会は昨日、政府に対してネーション社のビルを包囲封鎖するなど憲法の規定に反する過激な抗議活動の実行を背後で指示した人物に対して厳格に法的措置を講じるよう要請すると共に、国民に対しては権力側の影響下にあると見られる抗議団体に対する監視を強化するよう呼びかける声明を発表しました。 ネーション社のビルが首相支持派の貧困者キャラバンの関係者等によって包囲封鎖されている最中に、近くに駐車していた何れも二桁の特別なナンバープレートをつけた日系の高級乗用車とドイツ系の高級ワンボックスカーの内の一つの車内で、長年にわたって裏社会との繋がりが取りざたされてきた大臣クラスの大物政治家の姿が近隣の住民等によって目撃されていたと、一部の報道が実際に駐車中に撮影された当該車輌の写真付きで報じていました。 一方、民主主義市民連合に合流しているNGOのマスコミ改革キャンペーンは、ネーション社が包囲封鎖された出来事は、マスコミが権力側の脅迫に晒されている事を象徴する出来事であうと強い憂慮を表明した上で、国民に対して報道の自由と知る権利を守るために共に闘っていこうとの声明を発表していました。
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