農民が抱える借金問題対策の具体的な進展を要求して首相官邸前で約半月強に渡って座り込み抗議活動を展開していた農民団体関係者約300人は28日、徒歩でラオスに向かい当地で「土地を負われたタイ人難民収容センター」を設立し亡命すると宣言しました。 タイ人一般が潜在的に持っている隣国に対する蔑視を幾分垣間見る事ができる今回の宣言は、半月間に渡って行われた抗議活動に対して政府側が明確な方針を示さなかった事に対する抗議の意思を表明する為のもので、農民団体側はタイは農民が抱える借金問題を軽んじる農業工業国に成り下がったとした上で、この様な国を捨てラオスに亡命し、当地で耕作を行い生計を営むと宣言していました。 尚、所持している「タイの身分証明書」は国境検問所を通過する際にタイ当局に返上申し上げる予定でいるそうです。 参考
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