副首相兼法務大臣のチットチャイ・ワンナサティット警察大将は昨日、30日にチァン・マイの首相支持派住民による過激な妨害行動によって民主党の立ち会い演説会が中止に追い込まれたこことについて、タイ人の良き習慣文化そのものを汚す不適切な行動だったと批判した上で、関係者に対して法的な措置を講じる方針を明らかにしました。 同副首相によると、既に違法行為に関与した者を特定する為に必要な証拠が揃っており、可及的速やかに該当者に対して法的措置を講じていきたいそうです。 また同副首相は、ネーション社前で発生した首相支持派の貧困者キャラバン等によるネーション社のビル封鎖行為及び反首相派の民主主義市民連合による選挙委員会が入居するビルの封鎖行為に関しても事実上軟禁行為に該当する恐れがあるとして、被害者からの被害届に基づき法的措置を講じていきたいとしていました。 尚、チァン・マイで発生した妨害行動の背後で政府関係者が糸を引いていていた疑惑を民主党側が指摘している事に関しては、タイ・ラック・タイ党側が否定しているようですが、一部報道によると同県の地元政治家系のコミュニティー・ラジオ局が住民を煽動する放送を流していたと報じていました。 一方、タクシン首相は、気分が良い話ではないとした上で、このような妨害行動は今回で最後にして欲しいと語っていました。
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