民主党のアピシット党首は17日、タクシン前首相のシンガポール訪問は、最終的にタイ国内にも影響を与え得る己が関与するビジネス利権が絡んだ交渉を行う目的で行われたものであるとの認識を示しました。 一方、政府側がシンガポール政府に対して政府レベルの交流の中止を通告した事に関しては、歴代政権が友好関係を確認しあってきたシンガポールに対して行われた通告がASEAN加盟国に対して心理的な影響を与え得るとの認識を示した上で、政府側は、今回の措置に至った理由を明確にし、措置が必要なものであった事を国際社会に納得させるよう努めると共に、タクシン前首相に対する政府側のスタンスを国際社会に明確にするべきであると指摘していました。 また、タクシン前首相に対しては、自らの行動で政界引退の意向表明が本心から為されたもので有ることを証明するべきであると指摘していました。
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