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タイ通【 社会 】
投稿日時: 2006-12-23 12:31 2006-12-23 10:31

タグ: [ バンコク ] [ 政治経済 ] [ 地元新聞 ]

南部情勢 (22日)

・21日夜半、ヤッラー県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が学校付近に駐屯していた国境警備警察関係者に向け銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生し、国境警備警察官1人が死亡。翌朝行われた現場検証で、一味側に負傷者がいる事を覗わせる血痕が発見されるが、国境警備警察の地域からの退出を要求する主に女性と子供で構成された住民約50人が現場に集まり捜査を妨害される。 ・21日8時頃にパッターニー県ヤッリン郡内で銃撃を受け重傷を負った女性教師二人の内、34歳の女性教師が22日0時過ぎに死亡。この事件に関しては初期報道で女性教師二人の内一人が死亡したと報じられ、その後二人とも重傷と訂正される経緯を辿っていた。死亡した女性教師は、一連の不穏な情勢により犠牲になって61人目の教師。 ・22日11:30過ぎ、パッターニー県県都内で古物を回収中だった54歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃された上で体の一部を燃やされるも、事件を目撃した近隣住民が火を消し止め重傷(初期報道段階では死亡と報道)。更に二人組は逃走途上で43歳の仏教系住民に向け銃を発砲するも、住民側から応戦され逃走。二人組は逃走途上で「無実のイスラム系住民が当局側によって殺害された報復の為に犯行に及んだ」とするビラを路上にまく。 ・22日18:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内で、バイクに乗った二人組が通り過ぎざまに郡警察署に向け銃弾数発を打ち込むが人的な被害は無し。 ・一味に銃撃された女性教師が死亡した事により教師の間に不安が広がっている事を受けスラユット首相は、安全確保面に不安がある場合は学校側の裁量で一時休校を決定する事を認める方針を明らかに。 ・スラユット首相は、南部情勢が激化している背景に、政府側の正しい対策の施行を遅らせたいとする一味側の焦りがあるとの認識を示した上で、当局筋からの情報として年末年始に計画されている大規模な破壊活動に向けて一味側が体制を整えている事を明らかに。【南部情勢の最新記事】
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