スラユット首相は25日、各政党党首を招致して行われた意見交換会の席上で、国内正常化の取り組みに脅威をもたらす水面下の動きに強い懸念を表明していた事が明らかになっています。 これは、意見交換会に出席したタイ大地党のリキット・ティタウェーキン氏(元タイ・ラック・タイ党)が明らかにしたもので、同氏によるとスラユット首相は席上で水面下の動きが最悪の事態にまで発展する事が無いよう是が非でも抑え込みたいとの意向が語られ、それに対して各政党の党首が水面下の動きが実際に存在しているとの認識を示した上で、その様な誤った動きが最悪の事態にまで発展する事を避けるべきであるとの意見で一致していたようです。 更に、リキット氏によると、特に大政党及ぶ歴史がある政党(恐らくタイ・ラック・タイ党と民主党若しくは民主党とチャート・タイ党?)は、水面下の動きに対しては厳然たる態度で臨むべきであると指摘していたようです。 尚、前後して民主党のアピシット党首は、席上で水面下の動きに関して意見交換が行われた事を明らかにした上で、適切な手段で厳格にその様な動きを取り締まるべきであるとの意見を述べた事を明らかにしていました。 また、消息筋によると、席上で新興小政党の党首らから、水面下の動きを煽動できるのは特定の政党だけだと指摘され、タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首が渋い顔をする場面も見られたようです。
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