アーリー国務大臣は18日、17日の閣議でポンパヨーム・ワーサプート氏を国務省次官に据える人事が南部問題を意識したものであったことを認める発言をしました。 同大臣によると、ポンパヨーム氏は過去にナラーティワート県を始めとする南部の複数の県の県知事を務め南部の情勢に精通する人物であるとのこと。 一方、政府が前政権時代に解体された南部国境県行政センターを南部国境県開発センターに名前を変え復活させる方針を決定した事に関しては、決して同センターを復活させるだけで南部情勢の解決が出来るわけではないが、同センターの復活により政府側の意思決定課程や任務遂行課程の効率化が期待できるとの認識を示していました。 また、誰がセンターの総責任者に就任するかに注目が集まっている事に関しては、具体的な調整はこれから行うとした上で、いずれにしても南部に精通した人物を据えることになるとの認識を示していました。
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