公共保健省は16日、アルコール飲料の広告を全面禁止すると共に、25歳未満の者へのアルコール飲料の販売を禁止する方針を決定し、17日に開かれる定例閣議の閣議承認にかける方針を明らかにしました。 尚、選手がビア・チャーンのロゴ入りのウェアを着用しているエバートンの試合等、外国のスポーツ中継等の中で映し出されるアルコール飲料の広告はライブ放送である場合に限り適用除外になっていますが、アルコール飲料と同一のトレードマークを冠するノン・アルコール飲料等の広告は全面禁止の対象になっているようです。 という事で、今後タイのアルコール飲料メーカーによる国外スポーツチームを使った間接広告攻勢が強まることも・・・ 一方、25歳未満者へのアルコール飲料の販売禁止措置のエンターテイメント施設での適用に関しては、現状では20歳以上の者は入場できるものの25歳未満の者は店内でアルコール飲料を注文できないという対応になると考えられているようです(ネーション・チャンネルの解説)。なので、同行した25歳以上の者が注文したアルコール飲料に関しては店内で飲むことが出来るという解釈も出来ちゃうかもしれません。 -------------------------- 結局政府側は17日開かれた閣議で、教育省や社会開発・人間の安全保障省等の関係当局間での調整が終わっていないこと、また運用面(例えば25歳未満者の確認方法等)での詰めの協議が行われていない事を理由に、公共保健省側の提案を却下すると共に、関係当局間で詰めの協議を行った上で再度閣議承認にかけるよう指示する決定を行いました。 (タイ時間 15:45 追記)
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